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地域の人々が主体的に身の回りの環境や暮らしなどを考え、よりよい社会を決定してゆく過程や方法論はどのようなものか、予てより関心がありました。この10年間、震災や国内政策などで大きな変化があった最中、2014年より地元新潟で市民と行政との協働による太陽光事業の立ち上げに携わり、エネルギー分野での地域づくりを進めてきました。地域の主体性を大切にしながら持続可能な社会の実現を目指し取り組みを広げていきたいと思います。
社会人になって30年。リオ環境サミットの時代から、一貫して環境・エネルギー政策に関わる業務を手掛けてきました。関西を中心に地域にこだわり、政策の実効性や実行性が確保されるため、環境問題が地方行政や事業活動に組み込まれ、市民の暮らしに定着するような、様々な調査や計画策定、実行支援などの業務を行っています。25年間在阪の民間シンクタンクに従事した後、現在は前職同様環境政策のリサーチ・コンサルティング業務を行うとともに、自宅古民家の保全活用など、より実質的に環境問題に貢献できるような活動にも取り組んでいます。
大阪府出身。環境、地域づくり、本当の豊かさ等に関心を持ち、高校時代から環境のボランティア活動、NPO等に取り組んできました。これまでの経験を活かし、誰もが幸せに暮らせる豊かな地域づくりに、地域の方々と共に取り組んでいければと思っています。 趣味は、ハイキング、サイクリング。
地元に愛される会社を目指します
豊かな自然を持つこの能勢・豊能エリアで、両町と共に地域経済循環やエネルギーを軸としたまちづくりに関わらせていただくこととなり、大変身の引き締まる思いです。
両町が直面している様々な地域課題への挑戦は、どれも容易に解決できるものではありませんが、遅かれ早かれ日本の多くの自治体が直面する、逃げることのできない本質的な課題だと捉えております。我々は、こうした地域の課題群をそれぞれ別々にとらえて対処するのではなく、エネルギーを軸としつつも互いに相乗効果が生まれるように一体的に取り組むことで、「能勢・豊能モデル」ともいえる持続可能な地域づくりを目指しています。その第一歩として、まずは何よりも、地域住民の皆様に支えられ、ともに育てていただけるような「愛される」会社を目指したいと考えております。皆様の温かいご支援のほど、よろしくお願いいたします。
再生可能エネルギーによる持続可能なまちづくり
地域の特性を活かしたエネルギーの地産地消とICTを活用した分散型エネルギー社会を目指すため、株式会社能勢・豊能まちづくり会社を設立しました。
地域に再生エネルギー比率の高い電力を供給し、SDGsが目指す目標の達成に向けた取り組みに寄与する。「エネルギーを変えることでまちが変わる」安心して住み続けられる持続可能なまちづくりの実現に向けて取り組んでまいります。
カギは自立・分散型の地域づくり
本格的な人口減少時代の中で、自治体には地域経営の視点が不可欠であり、地域福祉の向上に必要な人材や資金を確保していくためには、自治体がしっかりと稼ぐ力を身につけることが重要です。
一方、国内や世界各地で記録的な高温や豪雨、干ばつなどの被害が多発し、気候変動は気候危機へと極めて深刻なレベルに移行しています。さらには、新型コロナウイルスの感染症という新たな脅威に直面しています。
こうした中で、強靭で持続可能な社会経済をつくるためのカギは「自立・分散型の地域づくり」にあると思っています。農山村地域にこそ食糧やエネルギー資源をはじめとする大きな潜在力があり、エネルギーの地産地消を通じて、地域経済の循環を生み出していきたいと考えています。
この町、この地域に暮らす幸せをつくることが私たちの目的です。持続可能な地域づくりの実現に向けて、まちづくり会社とともに全力で取り組んでまいります。