当社のご家庭等向け3つのサービス
電気事業について
地域新電力として小売電気事業にも取り組んでいます。環境省の試算によると、両町からエネルギー代金として出ていくお金は、年間22億円。電気事業を地域にある会社が行うことで、税収等も地域に還元し、収益を地域のNPO等に寄付を行ったり地域課題解決事業に再投資することで、地域にお金を還流させること(地域経済循環)を狙っています。2020年秋から供給を開始し、現在は両町の役場、学校、保育園、ホール等の主たる公共施設にゼロカーボンの電気を供給し、両町・地域の気候変動対策に寄与しています。まちづくり会社から割安な電気を供給や、省エネの支援を行うことで、両町は毎年電気代の削減ができています。
供給するこだわり電気
当社の自然エネルギー・販売方針
能勢・豊能まちづくりでは、電気を調達する発電所について、以下の基準を定め、可能な限りこの基準に沿った電源調達を目指して事業を運営しています。
- 地域の自然資源である太陽、風、水、バイオマスなどを有効にかつ持続的に活用しており、温室効果ガスの排出削減に貢献していること。
- 生態系、騒音、景観といった地域の環境への負荷が小さく、住民の方々に広く受け入れられていること。
- 多くの地域住民の方々が主体的に関与し、その意思が尊重されている発電所であること。
- 発電所の建設・運転による経済的な利益が、地域内で適切に還元されていること。
- 発電所の運転終了後、廃棄まで責任をもって管理する計画となっていること。
現在のこだわりの電源調達先
地元の国崎クリーンセンターの廃棄物発電
(未利用エネルギー)
川西市・猪名川町・豊能町・能勢町の1市3町で運用している国崎クリーンセンターの廃棄物圧電の電気です。電気の地産地消を進めています。
学校の太陽光発電
同じ北摂地域の箕面市の学校の屋上に設置された太陽光発電です。
箕面市では脱炭素化に向けた取り組みを推進するため、全国に先駆けて全小中学校(20校)に大規模な太陽光発電を設置しており、内2校の余剰電気を購入しています。
ご家庭の屋根置き太陽光発電
屋根置きの太陽光発電は土砂災害や景観等の影響が少なく、減災にもなる再エネの中でも良い発電方法です。
ご家庭の屋根に設置された余剰太陽光等を積極的に購入し、太陽光発電の普及を後押ししています。
FIT電気
「顔の見える電気™」で有名な、みんな電力と連携してFIT電気※の比率の高いこだわり電気を調達しています。
その再エネ発電所は、環境負荷や地域との合意等みんな電力の基準に則ったものとなっております。
※FIT電気を調達する費用の一部は、当社以外のお客様も含めて電気の利用者が負担する賦課金によって賄われています。
その他、公共施設の屋根等を活用した小規模な再エネ発電促進等もしています。
これからも、当社の自然エネルギー調達・販売方針を基準にして、地域の再生可能エネルギーの普及・利用も
増やしていくために、準備を進めております。(上記以外からも電源を調達しています。)
電源構成
2022年度は、非化石証書の使用により、実質的に 二酸化炭素排出量ゼロの電源 100% の調達を実現しています。
<2022年度実績>
※ 関西電力(株)の不特定の発電所から継続的に卸売を受けている電気については同社の2022年度の電源構成に基づき仕分けています。
※1 再エネ(1%未満)もここに計上しています。
※1 FIT電気を調達する費用の一部は、当社以外のお客様も含めて電気の 利用者が負担する賦課金によって賄われています。
※2 他社から調達する電気の一部で発電所の特定ができないものは、「その他」の扱いにしています。その他には、化石燃料由来の発電、原子力発電等も含みます。
<2024年度計画値>
※ 当社は再エネ100%(再エネ・FIT電気に非化石証書(再エネ指定)を付与)とを一部のお客様に対して販売しており、それ以外のメニューの電源構成及び非化石証書使用状況(予定)を上記に示しています。
※1 FIT電気を調達する費用の一部 は、当社以外のお客様も含めて電気の 利用者が負担する賦課金によって賄われています。
※2 この電気には、水力、火力、原子力、FIT電気、再生可能エネルギーなどが含まれています。
※3 他社から調達する電気の一部で発電所の特定ができないものは、「その他」の扱いにしています。
排出係数(2022年度実績)
基礎排出係数 | 0.046kg-CO2/kWh |
調整後排出係数 | 0.000kg-CO2/kWh |