
地域交通課題解決、電気自動車
地域共創型交通プロジェクト
能勢町・豊能町では路線バス維持のための財政負担が厳しく、年々路線バスが削減されています。
これによる地域の観光や通学など、各方面への影響が懸念されています。
これからの地域の交通をどうすればいいのか、国土交通省の共創モデル実証プロジェクト「共創モデル実証プロジェクト(人材育成事業)」を得て、地域の交通事業者、観光、通学、医療の交通に関わる方々とともに議論を進め、解決策の糸口を探っています。
高校生の通学のために地域のバスを追加運行してみたり、地域のイベントに地域の方・地元事業者の方の協力で駅からバスを運行してみたり。地域の皆さんと力を合わせて取り組みます。
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移動を楽しむ 電動トゥクトゥク
地域住民の皆さまと交通課題の解消に向けたワークショップを重ねた中で、
小回りが利き、移動中に里山ならではの風景が楽しめる乗り物として、東南アジアの街中や観光地で親しまれている三輪自動車「トゥクトゥク」に着目し、電動のトゥクトゥクを導入し、今後約1年かけて、観光客の足としての具体的な活用方法を検討していくことになりました。
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能勢分校において、交通課題に挑戦
高校能勢分校では、東京大学や大阪大学の教育、交通等を専門とする先生らとの共同研究により、通学等の地域課題の解決に取り組んでいます。
2021年度から国際交通安全学会の研究プロジェクトに採択されました。能勢分校には「地域魅力化クラブ」という地域の課題解決や魅力発信などに取り組んでいるクラブがあり、その部員を中心に生徒主導で検討を進めることで、「持続可能な開発のための教育(ESD)」や、「持続可能な開発目標(SDGs)」にも資することも期待しています。
- 詳細はこちらの プレスリリース資料 をご覧ください
- この取組焦点を当てて、書籍でも紹介されています。
書籍「企業のリアルな事例でわかるSDGsの課題別推進方法」(蟹江憲史、佐久間信哉、高木超 著、第一法規)

公用車の電気自動車(EV)化
能勢町・豊能町は、温暖化対策、災害用の電源等として公用車の電気自動車を積極的に増やしています。また庁舎等で充電設備を設置しています。
リユース電気自動車の取り組みは、NHKのニュースでも取り上げられました
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